新刊。
著者:茨木のり子
『茨木のり子全日記 Ⅰ』は昭和二十四年から昭和三十七年、年齢でいえば23歳から36歳のときに書かれた日記が収録されている。
驚くべきはその分厚さ。本文2段組で全472ページ。
そしてこれが全3巻の1巻目で、後の2巻は来年に刊行予定だという。
茨木のり子の日記ということで内容が素晴らしいのは想像に難くないが、この本が作られたことそれ自体に多大な熱を感じる。
およそ30年にも及ぶ他人の日記を一字一句違わないよう神経を使いながら文章に落とし込むというのは果てしのない作業なのではないだろうか。
◯内容
医師・三浦安信と結婚した1949年11月、大学ノートに日記を書き始めた。
1955年からは日記帳に、詩人たちとの交流、書いた詩のこと、日々のこと、
晩ごはんのおかず、映画や演劇の批評、読んだ本、世相のことを綴った。
そして日記は、1975年、最愛の夫・安信が逝くと空白が目立つようになり、
その二年後、日記帳は閉じられた。
没後二十年の時を経て、詩人茨木のり子の穏やかな魅力ある日々、
ニ十七年間の日記を公開する。全3巻。
(商品紹介ページより引用)
巻頭……カラー口絵32ページ、人物相関図、目次
巻末……略年譜、あとがき、人物総索引
第1巻=1949-1952/1955ー1962
第2巻=1963ー1968(2027年春刊行予定)
第3巻=1969ー1977(2027年末刊行予定)